参加者の声
「言葉がすべてじゃない」

キャンプネーム:まなみ(10代・日本)
参加年度:2023(中3)・2024(高1)
私はKids’ AU Campに参加して、すごく楽しかったです。1日目の夜、「仲良くなろう!」と声をかけに行こうとしたけれど、言葉が伝わらなかったり、何を考えているのかわからなくて不安でした。うまく伝わらないもどかしさもあって話しかけたくないなと思ったりもしました。でも、むこうから私の話を理解しようと耳を傾けてくれて、少しずつ打ち解けていくことができてうれしかったです。言葉は通じなくても一緒に遊びながら「楽しい」という気持ちを分かち合えた時がとてもうれしかったし楽しかったです。
最初なんとかコミュニケーションをとらなければと思って、何かに縛られていた感じがしていました。でも、みんなと楽しく遊んでいるうちに言葉が全てじゃないと気付かされました。このキャンプに参加する前、頭では理解していたけれど、それを体で感じることができました。最終日はみんなと離れたくなくて泣きました。みんなと過ごした6日間はすごく短くてすごく濃かったです。
このキャンプに参加してみんなと出会うことができて、すごく楽しかったです。
またいつか、大人になっても会いたいです。
「こども時代の出会い」

キャンプネーム:ラッキー(20代・日本)
参加年度:2001(小5)・2003(中1)
上智大学ポルトガル語学科卒・社会人
今どんな年齢の人が参加しているか分からないですけど、私が参加していた時のように、小学校低学年とか、小さいうちに参加するっていうのが私は結構『みそ』だと思っています。
大人になるに連れて、色々と偏見とか、それこそ少し英語ができてみんなで通じ合えちゃうみたいなことがあるから、やはり、感じ方に差が出てくると思うし、予定調和みたいなことを感じるだろうから、本当に素直な感じ方とか、素直な行動ができる、小さいうちに参加できたのはすごく意味があったなと思っています。
私は偶然参加できましたが、本当に幸運だったと思います。
「Kids’ AU とは」

キャンプネーム:ナターシャ(30代・ロシア)
参加年度:2013、2017(スタッフ)
ウランウデ市立第33学校英語科教諭
このプログラムは、こどもたちが友情を育むために本当に素晴らしい機会を与えています。そしてそれが平和を守り、世界中の戦争を防ぐことに繋がっていきます。
私は、Kids’ AU Campを始めた人たち、そして友情を育むアイデアを発展させ続けている人たちを心から尊敬します。これは友情の種蒔きのようです。そして将来、それらが大きく育ち、力強い平和と相互理解の大木になることを期待しています。
Kids’ AU Campは単なるキャンプではなく、もっと重要な意味を含んでいます。それは、子どもたちに、忍耐と愛、お互いの理解を教えるもの。それは全て哲学なのです。